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SOI. (Kölsch Style Ale) SOI. (Kölsch Style Ale)
とある商店街にある、昼はベーカリーカフェ、夜はビストロの「SOI.」(ソイ)のオープン記念を祝い、 ドイツビール好きの店主より依頼を受け、ドイツのケルン地方における地ビール、ケルシュを仕込みました。 ケルシュと呼ぶには厳格な決まりがありますのでケルシュ風としか呼べないのですが、この「SOI.」はケルシュ作りにおけるマナーを丁寧に踏襲し造りました。焼きたてパンのような溌剌とした麦の香味、ハチミツを思わせる微かな甘味、ほんのり香る洋ナシやレモンのような風味がキレよく流れていき、まさしく杯が進む味に仕上がったと思います。
スタイル:Kölsch style Ale
原材料:麦芽(ドイツ製造)、ホップ/炭酸ガス
ABV:4.5 IBU:26 SRM:3
ホップ:Perle, Hersbrucker, Saphir
酵母:AEB - German K
原材料:麦芽(ドイツ製造)、ホップ/炭酸ガス
ABV:4.5 IBU:26 SRM:3
ホップ:Perle, Hersbrucker, Saphir
酵母:AEB - German K
SOIは、AREA2470の裏層に啓動した観測所(食酒機構)である。
SOIは、AREA2470の裏層に啓動した観測所(食酒機構)である。
Signal Of Interference。
干渉が起きていることを示す信号。
麵包房と酒肆が同じ空間(アトモスフィア)に置かれ、
朝と夜、焼成と火入れ、麵包(ブレッド)と酒が分離されない。
整えすぎないことが、この観測所(ビストロ)の設計思想である。
SOIの啓動に合わせて、
二つの酒が仕込まれた。
一つは、ビール屋が葡萄に干渉した酒、BINE。
もう一つは、この場所で飲まれるための、Kölsch。
Kölschは、
場を壊さないための設計(アーキテクト)。
軽く、澄み、会話の速度を調整(マネジメント)する。
正統の文法には準えないが、役割は明確だ。
BINEは、SOIが啓動するという事象そのものに
応答するために造られた。
葡萄を用い、ワイン体系に干渉し、この店が立ち上がる環境を。
液体として記録する。
二つの酒に共通するのは、
主役にならないこと。
証明しないこと。
ただ、
SOIが啓動し、
AREA2470に干渉点が生まれたという現象(フェノメノン)を残すこと。
爪痕は、二度残すことで記憶になる。
BINEという宣言、SOI Kölsch : SIGNAL/0x2470
それらは酒ではなく、
観測所の啓動と同時発生する、1月の淡い雨(クリスタル・レイン)である。




